設計・施工マニュアル(案)

PAE系ポリマーセメントモルタルを用いたコンクリート構造物の補修・補強に関する設計・施工マニュアル(案)2017年6月

マグネラインを用いたコンクリート構造物の補修・補強工法技術委員会は平成22年10月に結成され、ポリマーセメントモルタルによる補修・補強技術の向上と相まって,技術指針の改定を重ねてきた.その主なものは、以下であり,検討結果を踏まえて、施工方法の見直し、留意事項をまとめ直しました。
  • 1.

    マグネラインの材料の見直しと材料特性の再検討を行ない、規格値を新たに設定

  • 2.

    マグネラインの促進中性化試験を実施し、初期養生が耐久性指標 に与える影響の大きいことを検証するとともに、中性化速度はW/C=60%の普通モルタルのものに対して1/5程度と小さいことを確認

  • 3.

    マグネラインで補強した棒部材のせん断耐力の算定方法を定式化し、使用状態の曲げひび割れ幅の推定方法を定性的に提案

  • 4.

    吹付け工法の適用性を拡大

  • 5.

    補強鉄筋の重ね継手の要素試験およびはりの曲げ試験を実施し、継手の設計法に取り入れ

現在,既存構造物の寿命50年を続々と迎えますが、我国の社会的・経済的状況では、これらを更新することは不可能であり、損傷部分を維持管理しながら延命化を計り、長寿命化する必要性が叫ばれています。その半分以上がコンクリートに関するものであり、コンクリート構造物や構造要素の補修・補強にポリマーセメントモルタルが必要不可欠なものとなっています。益々の本技術の活用が期待されるところであります。
本マニュアルはポリマーセメントモルタルの一種であるマグネラインを用いる場合のコンクリート構造物の補修・補強に関する設計・施工マニュアルとしてまとめたものでありますが、他のモルタルの場合にも応用できるものとなっており、参考にしていただければ幸いです。

マグネラインを用いた
コンクリート構造物の補修・補強工法技術委員会
委員長 松井繁之

マニュアル第2版第4版:2017年6月

マニュアル第1版第1版:2012年4月

マグネラインを用いたコンクリート構造物の補修・補強工法技術委員会

委員会名簿

委員長 松井 繁之 大阪大学名誉教授
副委員長 豊福 俊泰 九州産業大学名誉教授
委員 東山 浩士 近畿大学理工学部 社会環境工学科 教授
委員 水越 睦視 神戸市立工業高等専門学校 都市工学科 教授
委員 財津 公明 東亜コンサルタント株式会社 専務取締役

ワーキンググループ

主査 中井 裕司 前田工繊株式会社 構造物メンテナンス推進部 部長
委員 三ツ井 達也 徳倉建設株式会社 土木事業本部 技術環境部長
委員 内田 明 前田工繊株式会社 構造物メンテナンス推進部 部長
委員 三木 健義 株式会社三木組 代表取締役
委員 秋山 茂信 前田工繊株式会社 インフラ事業部門 営業本部 副本部長
委員 大久保 誠 前田工繊株式会社 構造物メンテナンス推進部

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